季節はずれの台風4号は、九州の鹿児島をかすめそのまま四国、紀伊半島すれすれを通って、せっかくの3連休を台無しにした。計画していた「リベンジツーリング蓼科」も関西方面から来る人もいることから、中止にした。突然、3連休が閑になってしまったのだ。これはチャンスだ。ホーンの交換でもしようと思い立った。

先日、井形マリさんのミーティングがあって、筑波サーキットにおじゃました。その時、フリーマーケットをやっていて、このホーンが出品されていたのだ。値段はなんと200円。使うかどうか、ちゃんと音がするかどうか、あまり考えずに買ってしまった。それが、机の上に転がっていて、そのうち取り付けてみようかな、と考えていたのだ。ネジ一本で簡単に交換できるだろうとタカをくくっていたが、実際にバイク側を見るとホーンは、ステーを介して下向きに取り付けられている。このままでは、取り付けられないことが分かった。取りあえずステーがいる。しかも正面に向けて取り付けるためには、L字型のステーと、中央に配置するための延長のステーが必要と言うことが分かった。雨が降ったりやんだりの中、早速近くのホームセンターに出掛けて行った。こんなもんだろうと適当にステーを買ってきた。ボルトも同時に買ってきたので、合計508円もかかった。200円のホーンにステーが500円というのは、納得がいかないが、まあ仕方がない。ホーンが安すぎるのだ。
ステーを用意したら、今度はホーンの配線だ。これがちょっとややこしい。ダブルホーンの場合、写真を見ていただければ明快なのだが、赤2本と黒2本が互いにクロスするように配線する。こうしておけば、プラスマイナスは関係ない。赤がプラスなんて考えないでいいのだ。いままでの配線2本にどっちを繋いでもいいことになっている。ここまで準備して、さあ、バイクに取り付けることになった。

買ってきたステーとボルト。全部で508円。
こういうものを買うときは、ちゃんと調べてから買うべきだ。
失敗談に注目しよう。
ダブルホーンの配線は、写真のように。
この配線でないと鳴らない。
カタツムリが2匹付いてるだけになる。

さて、取り付けようと意気揚々に古いホーンを外した。ボルトが一本上向きに留まっているだけだ。簡単に外れる。しかし、嫌な予感。配線も引き抜くだけなので、これも簡単。さて、取り付けようとしたら、買ってきたステーの穴が小さくて、元々のボルトが通らない。いつもこうだ。ちゃんと確かめないからこうなる。方法は2つ。ひとつは新しいステーを買いに行く。もう一つは、他の方法を考える。後者を選ぶことにした。小雨とは言え、もう一度買いに行くのはいやだった。よく見るとホーンを留めていたボルトのすぐ横に、ブレーキパイプを固定しているボルトがある。これと共締めにすればなんとかなりそうだ。ボルトの径ももやや細く、ステーも使えそう。そんなことで、2つのステーをL字型に組み合わせ、ちょうど真ん中に付けることができた。ボルトが緩んでブラブラに鳴りそうな気配はあるものの、まあ、しばらくは大丈夫でしょう。

どうです。見事に取り付けられました。素人にしてはまずまずです。元々の配線を新しいホーンに差し込めばできあがり。メインスイッチを入れて、ホーンボタンを押すと、ありゃありゃ、近所迷惑なほどのホーンの音が鳴り響きました。いままでのあの「ペッ、ペッ」というシングルホーンの安っぽい音ではなく、せいぜいカローラ程度の音が出ています。1300ccも排気量があるバイクに少しはふさわしい音になりました。音程の違う2つのホーンが同時に鳴ることで、ハーモニーが生まれます。ハイが460Hz、ローが415Hz。混ざり合った音は、ほんの少しだけ品格が感じられます(ホーンの音に品格なんて必要なのか???)。まあそんなことはともかく、50ccのスクーターと同じ音ではなくなったことが、何より嬉しい感じです。これからは、ホーンを使うことが多くなりそうです。迷惑だなあ。

■試しに聞いてみてくださいね。(「戻る」ボタンで戻ってね。)

しかしこのままでは、フロント・フォークがフルボトムになると、ホーンと干渉するかも知れないことに気が付いた。まあ、普通に走っているときは、ここまで沈むことは少ないと思うが、いざというときが危ない。うーーーん、困った。純正が、下向きに取り付けられていたわけがやっと分かったというものだ。やはり、ステーを買い直して、フルボトムでも干渉することがないようにしなきゃダメかな。
やはり、素人である。


■新しいステー、購入。

新しいステーを買ってきた。渋谷の東急ハンズに行けばあるだろうことは知っていた。往復で電車賃が600円かかる。歩いて行くわけにもいかない。ステーをひとつ買うのに、ずいぶんコスト高ではある。しかし、バイクの安全性のためである。金に代えられないのである。東京ハンズには、思った通り穴の大きなステーがいろいろな種類あった。全く下向きに付けず、少しだけ斜め前向きに付けようかと悩んだ。L字型のステーを2本使えば、それも可能になる。ただ、フロントフォークのクリアランスがとれなくなる。今とあまり差がなくなりそうな感じがした。真下に向けて付けよう。純正がそうだったのだから、そうしよう。というわけで、ステーを1本、230円で買った。合計860円。ホーン自体が200円だったのがどうも気になる。まあいいか。
帰って早速取り付け開始。前回あまりにもがっちり取り付けたので、なかなか外れない。思い切り力を入れたら、肩に神経痛が出て、唸るほど痛くなったりもした。大きな穴に、ボルトもすっぽり入ったが、ホーン側が穴が大きすぎるので、ワッシャーを
噛ませたり、そこそこ工夫した上で、何とか取り付けられた。おとも、そう変わらない。クリアランスも十分。ふふふふふっ、と思わず笑みがこぼれた。走りながら・・・・・・・速く鳴らしたい。(そういう場面には、なるべく会いたくないなあ)